『保津川の自然』更新、インスタグラムに動画をシェアしています。
『川面からの風景』
艇に乗り、水面から私が撮影した季節ごとの保津川風景を公開しております。
カヤックを始めたと同時に『京都カヌークラブ』に所属し、また、パックラフトの愛好家グループ『おっさんズ』にも仲間入りさせていただいています。
インスタグラム に傑作動画もシェアしています。
🩺 日々真剣 🩺
週末保津川散歩人🛶
つかの間の晴れ間に飛行機雲『誕生』2024.9.14
船頭さんたちによる「川作(かわさく)」
保津川の水位が低下し、航路の底岩が少し船底に擦り始めます。
船底を傷める前に行う作業が「川作」です。
川作は、角倉了似翁が保津川を開削して以来400年間脈々と受け継がれている作業なのです。(船頭さんのブログより引用)
ウェットスーツに身を包んだ船頭さんが胸部まで浸かっており、相当な水圧がかかるとても危険な作業で、大きなバールで川底に沈む岩をおこしていました。
邪魔せぬよう「ご苦労様です」と声掛けし、横をすり抜けました。
場所は『朝日の瀬』の少し上、一人の船頭さんが他の遊船と連絡を取っています。
下流には保津川最大の巨岩『孫六岩』、右岸には遊船(400年間変わらぬ船頭さん達の移動手段)が見られます。
また、船頭さんたちは定期的に保津川の清掃をされており、回収したゴミの入った大きなごみ袋を遊船にたくさん積み上げているのを見かけます。
皆さんも川を汚さず、ゴミは持ち帰りましょう!!
保津川最大の巨岩『孫六岩』
『孫六岩』と呼ばれる大岩です。以前はもっと大きな岩でした。この大岩のせいで保津川が開削される時まで、船が通ることが出来ませんでした。
保津川を開削した角倉了以は、京の石工、孫六親子に岩の“解体”を依頼しました。
1606年孫六親子は、この仕事を命がけの仕事と、死に装束を着て作業にあたったそうです。そして三日三晩、岩の上で火を焚き、やっとのことで岩が割れました。
しかし、孫六親子は岩が崩れた時に、それに巻き込まれて亡くなりました。そんな孫六親子の功績を後世に残す為「孫六岩」と今も呼ばれています。
あの豊臣秀吉が大坂城を築いた際に、石垣の根石として欲したともいわれています。
トロッコ列車と遊船
夏☀️ 『小鮎の遡上🌊』
☀️連日危険な猛暑日☀️ 🫧川面は快適🛶『小鮎の滝&大高瀬』🫧
梅雨明け 猛暑日☀️ 爽快✨マイナスイオン🫧天然シャワー🫧
梅雨の保津峡 清流 清滝川合流地点 名は『落合』
2億年‼ 太古の風格『書物岩』
保津峡には幾つかの巨大な壁岩があります。
その代表格が、写真の『書物岩』です。
『書物岩』は、保津川と清滝川との合流地点(落合)の左岸に連続する約100mほどの切り立った断崖絶壁です。厚さ3cmほどの本を、たくさん積み重ねたように見えることからそう呼ばれています。
この書物岩は、層状チャートと呼ばれるもので、2億5千万年前から1億5千年前赤道近くの海底に積み重なったプランクトン(浮遊微生物)の化石が移動して出来た「生物岩」で、泥や砂が固まってできた他の壁岩とは異なっています。
小さな満開『岩躑躅(つつじ)』
先日の洪水の跡 木々の根は剥き出し 花弁は流されるも耐えた『岩躑躅』
『岩躑躅(つつじ)』 しだれ & 絶壁
杜と渓谷 & トロッコ列車🚃 by Insta360
パドラー🛶しか近づけない場所で 逞しくもひっそりと佇む『岩躑躅』🌺
岩躑躅(つつじ)が開花し始めました。 断崖絶壁に逞しくも可憐に咲く岩躑躅 『保津峡の岩躑躅』は天然記念物🌺
保津峡の岩躑躅(岩ツツジ)は、洪水等で流されてきた種が、川沿いの岩の割れ目に入り根づくといわれる大変珍しい「躑躅」。
今では国の天然記念物にも指定されています。
「川の岩壁に生息する」という自然環境は厳しく、特に保津川では毎年の様に起こる洪水で、激流にその身を晒されることになります。
岩壁は植物が自生し、根を張るための用土も少なく、また、夏場などは相当な高温となる岩に焼かれるという悪条件も重なることに…
しかし、この厳しい自然環境で生き抜く知恵も岩躑躅には備わっています。
『保津峡の岩躑躅』は枝の背丈を低くし葉は流線形に変え、花びらも陸上の躑躅よりも小ぶりに姿を変形し、激流との摩擦を最小限する工夫を自らに施し、耐えながら生き抜いています。
新緑 & ツリーに『山藤』オーナメント
保津川最大の巨岩『孫六岩』 & ちょっと『水浴び🚿🛶』
新緑『青もみじ』
最大落差2m『小鮎の滝突入』 いざ『獅子ヶ口』
快晴『桜満開』
『飛行機雲』1条&3条
アクションカム[Insta360]導入 最難所「大高瀬突入」 「頭上にトロッコ保津峡駅の吊り橋」
弥生『山桜』
『弥生』の保津峡
『如月』 寂しき冬枯れ
『睦月』穏やかな川面風景
『新春初漕ぎ』 🛶🎍 快晴 ☀️
私の漕ぎ納め🛶『静寂の保津峡』 2023.12.30
静寂の訪れ 『ひとりきり』 『保津川遊船』『トロッコ列車』運休
Xmas in Hozu river🎄& 『おっさんズ』漕ぎ納め 2023.12.25
寒波到来❄️『冬の散歩道』 2023.12.17
ひんやり『師走の晴天』 2023.12.3
『保津川の紅葉』 2023.11.26
百人一首の『小倉山』と『星のや 京都』の紅葉
『秋快晴』霧多き亀岡 保津峡 2023.11.5
『紅葉』が進みだす 2023.10.29
『秋晴れの保津川』 おてんとうさま&鉄橋&遊船 色づき始めた木々 2023.10.22
長月『寂』
『ひんやり秋の保津峡』 時に顔をのぞかせる『おてんとさま』から冷たい雨まで… 2023.9.8
保津川に架かる『保津川橋梁』と『動物岩』
保津川には出発地点の亀岡『山本浜』から、ゴール嵐山まで7本の橋が架かっています。
トロッコ列車保津峡駅の吊り橋以外はすべて鉄道橋です。
その中でも唯一煉瓦作りの橋台に歴史を感じさせる橋があります。
それが保津川橋梁(ほづがわきょうりょう)です。
京都市右京区の保津川に架かる嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線の鉄道橋です。(全長84m)
嵯峨野観光線のトロッコ嵐山~トロッコ列車保津峡駅間の保津川に架かる橋梁です。
もともとは、京都鉄道(現・西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線(嵯峨野線))の嵯峨駅(現嵯峨嵐山駅)-園部駅間の延伸工事に伴って、嵯峨駅 -亀岡駅間の保津川に架設された橋梁であり、1899年(明治32年)に完成しました。京都鉄道が米国AアンドP・ロバーツ社に発注した単線下路式曲弦プラットトラス(ピン結合)のもので、現在は2代目トラス橋です。
2019年(令和元年)に「嵯峨野観光鉄道の構造物群」の一部として土木学会撰奨土木遺産に選ばれています。
また、川縁にはところどころ動物を思わせる『岩』があります。
『台風7号』縦断後の増水した保津川
『おっさんズ』最大落差の『小鮎の滝』に集結
『おっさんズ』の皆さんは保津川の難所で愉しみ、滝下りを何度も「お代わり」して技術を磨きます。
『おっさんズ』の仲間に動画撮影していただきました。
https://drive.google.com/file/d/1-YhRrr0J9KjI72rtkexaKk1IY3l0iyKi/view?usp=drive_link
グーグルドライブでご覧ください。
台風一過の晴天
猛暑日の鏡面
梅雨明けの猛暑日『遊船復活』
『金岐の瀬』を下りおりる遊船です。
『朝日の瀬』で船頭さんが『孫六岩』に竿を突き、船首の方向を変えています。
『書物岩』の前を通過する遊船ならびに手を振ってくださる船上の人々
『書物岩』では本を横に積んだ時のような模様(地層)が見られます。
遊船乗客の方は手を振ってくれますので、私も観光大使まがいに手を振ります。
今日は船頭さんが「ちゃんと挨拶しておいてよ!! あの人たちが何かあったら助けてくれるから」と乗客の皆さんに言っておられました。
梅雨明けかと思われた猛暑日の『海の日』
この日から保津川下りの運航が再開されました。
私たち川下りをする者にとっても朗報です。
船頭さんたちが台風、大雨の後など、運航する前に航路の妨げる流木や枝葉、川底に固定している丸太、ワイヤーなどの危険な障害物を調査し、取り除いてくださるからです。
また、常時、保津川沿い河岸・広場の清掃や、マナーの悪いバーベキューグループの放置したゴミの後片付け等もされておられます。
ぜひ皆さんも川遊びのマナーをしっかり守ってください。
猛暑日の『小鮎の滝下』と『獅子ヶ口の瀬下』
梅雨の晴れ間 『鏡面の保津川』
トロッコ保津峡駅の吊り橋を仰ぎ見た
『梅雨』の保津峡
『獅子ヶ口の瀬下~JR嵯峨野線の鉄橋』と
『朝日の瀬と孫六岩(中央右側)』